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売れ筋

売れ筋(うれすじ)

定義:

よく売れている商品。POSデータ上で販売数量や売上金額が上位のアイテムを指す。


ワン!ポイント!

売れ筋の欠品は、チェーンストアにとって最大級の機会損失。

目当ての商品がなければ、来店客はそのまま買わずに帰る。ついで買い・客単価・来店頻度・信頼感まで失われる。

チェーンストア経営で特に難しいのは

「本当の売れ筋は何か?」という問い。現場と本部で実は食い違っていることがある。

本部が重視するのは全国ランキング上位の商品。全体では確かに売れていても、本当にすべての店にフィットするとは限らない。

現場では、その店で実際によく動く商品=ローカル売れ筋を優先したいが、データには現れにくく、在庫が薄くなりやすい。

さらに、店舗の規模によって売れ筋商品の扱い方にもひずみが生まれる。

大型店は優先的に売れ筋在庫を多く割り当てられるが、必ずしも売り切れず、結果として余らせることがある。

小型店は「売れ筋だから」と必死で確保しようとするが、売場や客数とのバランスを超えて導入してしまい、こちらも余らせることがある。

つまり、売れ筋でさえ「どこに・どれだけ」あるかで、売上にもロスにもなりうる。


重要なのは、“本当の売れ筋”が、売れている店に、必要な分だけ届く状態をつくること。

それができれば、欠品も余剰も抑えられ、売上・信頼・効率すべてが上がる。

ひと言で言えば:

「売れる商品がある」では不十分。どこで、いくつ、が合っていなければ意味がない。


Onebeatは、店舗ごとの販売傾向と在庫状況をもとに、“その店で売れる量”を見極め、売れ筋を過不足なく自動で配分・補充。在庫偏在の解消と売上機会の最大化を実現する。


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