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キャリー(シーズンまたぎ)
定義: あるシーズンで売り切れなかった商品を、翌シーズン以降に持ち越して販売すること。ファッション・雑貨・季節商品などで頻発する。
ワン!ポイント!
キャリー在庫は「将来の売上候補」であると同時に、「現在の資金拘束源」。 活用できれば利益につながるが、管理されずに放置されると、在庫日数を押し上げ、粗利と売場効率を下げる。
チェーンストアにおける難しさ:
● 現場は「在庫があること」に安心しがち 「まだ売る商品がある」ことで安心感を得るが、そのまま売れずにキャリー化することで、最終的に重荷となることも多い。
● 販売頻度の低い商品では、複数年での消化計画も 家具や高単価商品などは「3年計画」で売ることもあるが、長期在庫の管理体制と再展開設計が求められる。
● 毎年の在庫日数悪化の裏に、放置されたキャリー品があることも 倉庫の隅で忘れられたキャリーが、数値にじわじわと悪影響を与えているケースは少なくない。
売り切る期限を明確にし、なるべくプロパーで売りきる店間移動を実施、マークダウンで売り切ることで無用のキャリー在庫をうまないようにするのが大事。
Onebeatは、SKUごとの販売スピードと店舗ごとの消化力を解析し、“今、それが売れる店舗”に自動で店間移動を提案。
店舗在庫を抱え込まず、売れる場所に循環させることでキャリー在庫を利益に変える支援を行う
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